人工授精で医療保険は適用される?いくらもらえるの?

「人工授精をスタートしたけど加入してる医療保険で人工授精は給付金を受け取れる?」
「受け取れるとしたらいくらもらえるの?
「女性特約は使える?条件は?」

妊活がなかなか思うようにいかず、人工授精をスタートしました。
結婚した時に加入したはなさく生命の医療保険、不妊治療で使えるのか?

わからないことだらけの不妊治療、お金の負担をなるべく減らしたいですよね、
今回は加入しているはなさく生命で不妊治療がどこまでカバーされるか確認してみたので紹介します!

紹介する内容は私が2022年6月ごろに契約した内容に基づいております。保障内容や制度は改定されることがありますのでご了承ください。

目次

そもそも医療保険とは?

けがや病気に不安になっている女性

みなさんは医療保険などに加入しておりますか?私は万が一のために結婚後夫婦でそれぞれ医療保険に加入しました。
その際私は妊娠中や出産などでの万が一を考え、女性特約を付けて加入しました。

医療保険とは、加入者全員がお金を出し合い、病気やケガで治療が必要になった際の経済的負担を軽減する仕組みのことです。 医療保険には、加入が義務付けられている公的医療保険制度と、任意に加入する民間の保険会社が提供する医療保険があります。
今回説明するのは後者の「任意に加入する民間の保険会社が提供する医療保険」になります。

民間の保険会社が販売している保険に加入することで、公的医療保険制度でカバーしきれない医療費への備えとして活用されます。

民間の医療保険は保障内容や給付金額、保険料は、保険会社や商品によって異なるため、自分にあった商品を選ぶことが大切です。

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契約内容

私が加入した「はなさく医療」という保険商品は【主契約】と【選べる特約】で組み合わせができる内容でした。

主契約

医療終身保険:入院・手術・放射線治療など病気やケガに備えた保障内容となります。

女性特約

 私が加入した時は11種の特約がありましたが、中でも女性特有の病気やがんでの入院・手術に備えた
「女性医療特約(22)」というのを付けました。

もし女性特有の病気やがんで入院や手術をした場合には主契約に加えて女性特約の保障と両方の給付金が受け取れるということになります。

人工授精は給付対象?

女性特約の契約内容の中には「特定不妊治療」に対する項目が記載されていますが、この「特定不妊治療」というのは体外受精や顕微授精などの不妊治療を指します。

そこで、人工授精の場合は対象になるのか、主契約と女性特約でそれぞれ確認してみました。

主契約に対して

まず、人工授精等の「一般不妊治療」、体外受精・顕微授精等の「生殖補助医療」のどちらも2022年4月から保険適用されるようになりました。

これにより不妊治療の保険適用範囲が広がったことで、民間の医療保険で給付金が受け取れるようになったのです。

ですので、人工授精も主契約の手術給付金をバッチリ頂けるようです

女性特約に対して

加入時、女性特約の手術対象は下記の項目でした。

①乳房観血切除術
②乳房再建術
③子宮摘出術
④卵巣摘出術
⑤乳房、至急、卵巣、卵管、甲状腺または副甲状腺にかかわる手術
⑥特定不妊治療

先ほど説明した通り⑥の《特定不妊治療》は体外受精や顕微授精などの不妊治療を指しますので、含まれる場合は⑤に該当するのですが、確認したところ、2023年6月以前に契約している場合は⑤の対象になるようですが、2023年6月以降の契約はここに人工授精は含まれないのだそうです。

ですので、いまから加入すると人工授精は女性特約では給付金は受け取れません。

いくらもらえるの?

お金が振り込まれて安心している女性

では主契約と女性特約でそれぞれ給付金が受け取れる場合、実際にいくら給付金が受け取れるのでしょうか。

今回は入院給付日額を5,000円と想定した金額でみてみましょう。

主契約に対して

人工授精の場合、基本的には入院は必要なく、日帰りで診療を受けることがほとんどになります。この場合「外来」手術にあたるため入院給付日額×5倍の給付金が請求できるみたいです。

例)入院給付日額:5,000の場合 
  5,000円×5倍=25,000円

主契約の手術給付金は支払限度がないため治療回数分申請が可能となります。

女性特約に対して

2023年6月以前に加入しており、女性特約が適用される場合は入院給付日額×10倍の給付金が請求可能とのことです。

例)入院給付日額:5,000の場合
  5,000円×10倍=50,000円

どちらも請求できる?

「主契約」と「女性特約」は併せて請求ができます。

例)入院給付日額:5,000の場合
 《主契約》5,000円×5=25,000円
 《女性特約》5,000円×10=50,000円 計75,000円

1回の人工授精でこれだけ給付金が出るのはうれしいですね!

支払限度について

「主契約」の手術給付金は支払限度はないため、人工授精した回数分給付金が請求できますが、「女性特約の⑤」に関しては5回の支払限度があったので将来使える回数と相談が必要とアドバイスいただきました。

例えば女性特約⑤の保障内容が「乳房、至急、卵巣、卵管、甲状腺または副甲状腺にかかわる手術」に及ぶため、将来もし子宮筋腫摘出や子宮頚管ポリープ切除など手術が必要になったときに、人工授精で5回の保障回数を全部使い切ってしまうとその際に請求できなくなってしまう恐れがあります。

自身の判断となるのでよく考えて申請しましょう。

加入期間の制約

カスタマーサポートに確認した当時、まだ加入して2年経過していなかったのですが、女性特約の⑥《特定不妊治療》に関しては責任開始日から2年経過していないと請求できないと伝えられました。

なのでこれから特定不妊治療を始める方が今加入しても、すぐには特定不妊治療で特約を利用できないんですね。
もちろん条件は保険会社によって異なりますが、妊活を考えて保険に加入される場合は条件もよく確認しておくとよいでしょう。

まとめ

妊活にかかるお金について考えている男女

いかがでしたでしょうか。今回ははなさく生命に関しての内容になりますので、別の保険会社に加入されている方はあくまで参考にしていただければ幸いです。

下記にポイントをまとめました↓

・2022年4月から不妊治療が保険適用されため、人工授精でも給付金が受け取れる。
・女性特約は加入時期や加入期間による条件があるが、給付金が受け取れる
・女性特約での請求には回数制限があるので利用時は注意すること

医療保険に入ったほうがいいのか、不妊治療は医療保険が下りるのか。妊活や不妊治療をしていると気になりますよね。

人工授精は下りないと思っていたけど問い合わせたら下りた!という声もよく聞きます。私は妊活を始めようと思った頃に妊娠・出産で何が起こるかわからないと不安もあったので女性特約を付けて加入していましたが、実際に不妊治療をすることになるとは思ってませんでした。

不妊治療が保険適用になったことで負担額が以前よりも減りますがいつまで続くかわからない、、実は身体に問題があるかもしれない。と不安になりますよね。

今回給付金が受け取れると聞いて金銭面で安心することができたので私は妊活を意識した時期に入っておいて良かったと思いました。

最後に

医療保険は基本的に3年遡って請求できるようです。

もし過去に人工授精をしていた方も問い合わせたら下りる場合がありますので、自身の加入している保険会社に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

なお、記事に書いた通り加入時期によって保障の範囲から人工授精がなくなったりする場合がありますので、これから保険加入を検討している方も、しっかりとどこまで保障してくれるのか確認してから加入するのがいいでしょう。

また、定期的に加入中の保険を見直してみることも大事です!

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